虫歯治療
どのタイミングで削るか、経過観察の考え方
非常に小さな虫歯を確実に見つけて、早期発見・早期治療も考え方としては良いと思います。
しかし虫歯が出来ている場所によります。
患者様に虫歯の部位を教えて意識して歯磨きをしていただいた方が、直ぐに削ってしまうよりも歯の寿命は長くなります。この場合は定期的に経過をみて、治療の必要性があるかどうかを確認してからでも歯を削るのは遅くないと思います。
しかし場所によっては早めに手を施した方が良い場合もございます。
お気軽にご相談下さい。
C1〜C4の解説とそれぞれの簡単な治療の流れ
C1:初期的な虫歯。これは削らないで様子を見ていくこともあります。 |
C2:これは放置してはおけません。歯の寿命を大きく左右する歯の神経の治療につながる可能性が出てくるため、早期に治療をすることをお勧め致します。 |
C3:歯の神経が露出しており、虫歯菌が神経に到達しています。歯の神経を除去しなければならない状態です。 |
C4:これは一般的に残根といわれる状態。残っている歯質を利用して元の歯の形に近い状態に復元することが困難になってしまっている状態です。 |